シェムリアップの孤児院で子ども達の現状を学ぶ
シェムリアップで訪れただるま愛育園。ここはかつて日本人が開いた孤児院だった。子ども達の現状を知って、「何か自分にもできることは無いだろうか」と考えた人が大勢いる。そして、無邪気な子ども達がそれぞれ仕事を持って
お金を稼がなければいけない状況を目の当たりにし、自分もまた「何かできることは無いだろうか」と探し始める中村校長。
アンコールワット
世界遺産アンコールワット。かつてカンボジアは世界一の人口を誇る大都市国家を形成していた。その軌跡をたどりながら、人間が作ってきたもの、壊してきたものを肌で感じる。(この巻ではアンコールワット、アンコールトム、
プレループ寺院を収録)
小児病棟を訪問
内戦後のカンボジアでは医師が不足し、子ども達は風邪などの病気でも命を落としてしまう状況だった。そんな状況を改善しようと、ある日本人が基金を集めて小児病棟を建設した。絶望的な状況に直面し、自分にできることはないか?と考え、行動に移した日本人がここにもいた。そんな熱い人々が残したものと、それでも現在抱えている問題点を学ぶ。
エイズ病棟を見学する
シェムリアップ州立病院を訪問した中村校長が目にしたものは、今にも死を迎えようとしているエイズ患者だった。
この体験をきっかけに中村校長はカンボジアで深刻な問題になっているHIV感染、エイズ問題を徹底的に学ぶ。感染原因や病気の症状、さらに現在の医学でできるようになったことまで、エイズ問題を様々な角度から分析。学校の保健体育の授業よりも断然オモシロくて、ためになる!
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