みんなの感想文を紹介!

あっという間に読み終わってしまいました。

最近すっかり読書とはご無沙汰の私ですが、この本は1日で読んでしまいました。先生の語り口のような文章に最初は驚きましたが、変にこちらも構えずまるで「授業」を聞いているように頭に入ってきました。私は日本から出ずに今まで生きてきましたが、これからちょっと勇気を出して海外に行ってみようと思いました。またいろいろな世界を教えてください。楽しみにしています。(50代男性会社員)



涙が止まりませんでした

私自身はるか昔にニュースで耳にし、娘が世界史の授業で勉強した(ような)気がします。それ位おぼろげで、正直もう全然覚えていませんでした。でも私が日本で生きてきたその同じ時に、カンボジアという国では大変なことがあったと言うことを改めて知り、大変ショックを受けました。
また、先生のお子さんの誕生と、虐殺による赤ん坊の死がとても印象的でした。私も娘を育てた同じ母親としての記憶を思い起こして、同じ母親としての気持ちに涙が止まりませんでした。これからも世界中を取材して、私のような者にも世界を教えてください。(60代女性)





ボランティアではなく、応援

中村先生の冒険記(笑)いつも楽しく拝見させて頂いています。今回のカンボジアではマチュピチュとは違って人間の負の部分に思いっきりクローズアップされていますね。一見重い内容なんですが、小学生の息子がゲームもしないで読みふけってる姿を傍目で見ていて、さすが中村先生と思いました(笑)
私は語弊を恐れず申しますと、ボランティアって何か物をあげて自己満足に浸っている感が強く、なかなか前向きにとらえられず今まで生きてきました。でも、先生の本に書いてあった小児病棟や井戸を作ろうといった人達、そういう「生活」を守る物をプレゼントして、その人達にもっと頑張ってもらおうという活動がボランティアなんだと考えが改まりました。(プレゼントと言っても並大抵のことではありませんよね)。先生の教材を送るという活動も素敵だと思います。微力ながら応援させてください。今後のご活躍楽しみにしています。(40代女性主婦)






僕が知らない事がたくさんあって驚いた!

僕は学校や塾で歴史を勉強していますが、冷戦のことは知っていましたが、カンボジアにもそういう冷戦のようなことがあったことを知りませんでした。しかも、実際はその国の中でとてもひどいことが行われていたと言うことを知って、僕は驚きました。お母さんは泣きながら本を読んでいました。僕も同じ子ども達が殺されていく様子を聞いて、涙が出ました。
先生はそういう事実を知って、自分でも何かしようと考えているのがすごいと思います。僕はまだ小学生なので何かすることは出来ないと思っていましたが、教科書や文房具などを大切に使って、もしいらなくなったら誰かにあげるということができるんだと思いました。また色んな国に行ってください。僕も大きくなったら先生のように色んな国に行ってみたいです。(10代男性小学生











もっと歴史を学びたいと思いました

この本を読んで「私達はすごく恵まれているんだ」と思いました。カンボジアのメコン大学では日本語を学んでいる大学生がたくさんいましたが、大学に通える人はそんなに多くないと言う話を聞き、地方の子ども達はどんな勉強をしているんだろうと考えてしまいました。先生がそういった地方の小学校に教科書とかを持って行くのはすごくいいことだと思います。私も自分が使った教科書や余ったノートがあるので、持って行ってもらえますか?いつか私も自分で働けるようになったら、自分で持って行きたいと思います。本当に感動しました!(10代女性中学生






子ども達の笑顔が素敵でした。

中村先生の本はマチュピチュ以来大ファンで読ませて頂いています。今回のカンボジアは戦争や貧困と言った重いテーマを取り上げられていますが、さすが社会の先生と思われる洞察や予習(?)の後がちりばめられていて、事前の知識が全く無い私にも、まるで一緒に旅をしているように光景が伝わってきました。中でも私が印象的だったのは孤児院や小学校での子ども達の表情がとてもかわいらしく、キラキラ輝いていたことです。先生とサッカーをしたり、授業をしたり、一緒に遊んだとあったので、きっとよほど楽しかったんでしょうね。世界中の子ども達と一緒に学べる先生は私の知る限りいません。これからも旅を続けてくださいね。(40代女性会社員