活動レポート

中村雄一校長が「好きか嫌いか言う時間新春SP」に出演!!
様々な問題に熱い意見をぶつける!!

 「好きか嫌いか言う時間」(TBS系列)2017.1.3 放送

   

 
1月3日放送のTBS系列「好きか嫌いか言う時間新春SP」に中村雄一校長が出演!!
今回も熱い意見をぶつけてきました!!
 
今回のテーマ、1つ目は「広島原爆ドームのイルミネーション問題」
原爆ドームは負の世界遺産として、世界中から多くの人が訪れる慰霊の場所。
そんな原爆ドームが夜のライトアップを行なっているという、、、
 
これに対し、つい先日広島を取材したばかりの中村雄一先生は、
 
大反対!!
 

 

 
 
 
先生はアウシュビッツ強制収容所(ポーランド)やトゥールスレン刑務所(カンボジア)など、世界の負の遺産を多く取材してきた経験から、
 
戦争によって無理やり命を奪われた人の「慰霊の場所」は、その存在に意味がある。だから訪れる人々は、そこでは敬意を持った行動をしないといけない。 
 
と意見をぶつけました。
 

「カンボジアのトゥールスレンでは『歯を見せてはいけない』というルールがある」
 
カンボジアでは1980年代、国民の3分の1が虐殺されるという悲劇の時代を経験しました。その歴史を伝える、トゥールスレン刑務所、キリングフィールドでは唯一のルールがこの「歯を見せてはいけない」というもの。
他者によって無理やり命を奪われた人に対して、せめてもの敬意を評してほしいという国からの願いがそこに込められています。
 

平和を希望し、平和な世界を作っていく子ども達を育てるという使命を持って歴史を教えている先生だからこそ、単なる観光地としての目的以上の意味がそこにはあるということを伝えたかったんだと思います。
 

 
これからもなかよし学園では世界各地の「教科書に載っている場所」取材を続けていきます。
少しでも多くの生徒に
「学校で学んだことを『リアル』に感じてもらう」
ために。
 
 
これまでの取材レポートは世界修学旅行のページから。

 
 
 

またいじめ問題に関しては
「イジメによって被害者が自殺したとしても、加害者を殺人罪では逮捕起訴できない」点に対し、自殺に追い込む過程を検証して、死に至らしめた責任を追求できる法律が必要だとの考えを語りました。
 
 
イジメ問題に関してなかよし学園では2017年から「なイジメそ!」プロジェクトを開始。
今まで活動してきたイジメ被害者へのアドバイス、事例紹介をサイトにまとめました。
イジメ被害を受けている人は、是非ご覧ください。
また相談・アドバイス活動も続けています。一人で悩まずに、想いをぶつけてみましょう。