活動レポート

なんと!2018年3回目となる
「なかよし学園カンボジアプロジェクト」開催しました!!
ご参加くださった方々、一緒にカンボジアに渡った方々、
本当にありがとうございました!!

2018.6.22〜2018.6.25 カンボジアにて

Love Others for yourself

 
「カンボジアの子どもたちに勉強道具を届けよう!!」

初めてカンボジアを訪れた時、1cmにも満たないチョークを使っている光景を目の当たりにして俺は衝撃を受けた。
そして勤めていた学校、予備校で廃棄用のチョークをもらって再びカンボジアへ!!
生徒たち、先生たちにめちゃくちゃ喜ばれた。
 
それから毎年、俺はカンボジアに渡りチョークはもちろん、文房具や洋服を届けてきた。そしたら「一緒に行きたい!」って言う人や「これをもって行ってもらえないですか?」って言う人がたくさん現れたんだ。
 
 
 
 プロジェクトの紹介ムービーはこちら
 
 

戦争が終わっても、地雷の恐怖に怯えて暮らしている人がいる。 

 日本は戦争が終わって70年以上も経った。
それでもまだ時々、戦争中の不発弾が見つかったりする。
カンボジアでは40年前の戦争で使われた、爆弾、地雷が今でも人々を苦しめている。
 

 

 
そんなカンボジアで「自分たちに今できる応援」をするのが、カンボジアプロジェクトだ!
 
 
 

日本では捨ててしまうものでも、それを必要としている人が世界にはいる。

 
日本には「おさがり」って言う文化がある。
まだ使えるものを、使ってくれる人にプレゼントしてフルに使ってもらおうという、日本の「もったいない」文化を象徴した慣習だ。
 
親戚や友人、近所の人におさがりをあげたり、もらったりして俺も育った。
俺の娘たちもいろんな人からもらったおさがりで育った。
 
そんなおさがりを、カンボジアの人たちにあげたら喜ばれるんじゃないかな?
 
そこで俺の家や生徒の家で使わなくなった ノート、筆記用具、絵本や教材、おもちゃ、洋服まで、色んなものを持って行ったんだ。
 
 
そしたら、子ども達が目をキラキラさせて受け取ってくれた!!
 
 
それからずっと俺たちなかよし学園は「カンボジアプロジェクト」を続けている。
 
 
お金がないと、教育や子どものためのお金は真っ先に削られてしまう。
世界には育てられないからという理由で、子どもを10代で嫁がせたり、子どもを捨てたり、ひどい時には児童買春や臓器売買という犯罪行為までしたりする人もいるくらいだ。
それは親だけの問題じゃない。
それだけ状況が厳しいってこと。 
 
そんな状況になる前に、何かできることはないかと俺たちは「子供服」のおさがりを持っていく。子どもの服はすぐ大きくなるから、正直勿体無い。
でも、おさがりなら可愛く着れる。
その分のお金を教育に回してほしい。そんな思いでこの活動を続けている。
 
 
 
 
 
今回のメンバー。小学6年生のメンバーがお父さんと参加!
今回も一人40kgの荷物をいっぱい、いっぱいまで詰め込んで、
いざカンボジアに出発!
 

 
 

 今回はのプロジェクトは、、、
 
カンボジアの小学校にサッカーゴールを立てよう!!
 
カンボジアでは裸足で野原を駆け回るのが当たり前。
制限された公園で、野球やサッカーを禁止されている日本の子供達からすれば、それは本当に幸せなことなんだけど、
 
 

 
毎回、布をぐるぐる巻きにしたサッカーボールで、サッカーではなく、球蹴りをしている子ども達を見てて思ったんだ。
 
この子達と「サッカー」というスポーツを通じて、心を通わせたい!
 
って。
 
昔に比べれば小学校も増えたし、病院もやっと何個かできた。
少しずつ、人々の生活も豊かになっていく(ように見える)。
 
でも、実際地方の村に訪れてみると、、、、
 
学校には教科書がなかったり、
文房具がなかったり、
授業は計算と文字だけだったり、
 
まだまだ十分な環境とは言えない。
 
 
そこで、体育の授業の一環として、「サッカー」を教えてみようと思ったんだ。
 
 え?でもいきなりそんなことできるの?
そこはもうカンボジアの教育支援を続けて7年になる【なかよし学園】。
前回、大成功した運動会を参考に今回はサッカーを企画してみた。
 
 
小学校に到着!
早速、ゴールの設置に取り掛かる。 
 
 
 
子どもたちは初めてみるゴールに、、、、
 
「なんだ?なんだ?」
 
と大興奮(o゚▽゚)o
 
ついに完成したサッカーゴール!!
 
 
まずはシュート練習から。
 
子どもたちに
 
ゴールネットを揺らす感動
 
ってやつを味わってもらいたい!!
 
でもそこは大人気ない中村校長(笑)
そう簡単に入れさせないぜ!!!
 
 
 
そして、
念願のサッカーの試合開始!!
 
 
 
この日の気温はなんと37度!!!( ̄ロ ̄lll)
 
でも子どもたちは嬉しくて嬉しくて、
 
なんども試合を申し込まれた(笑)
 
 
 
 
 
3時間以上、ボールを蹴りまくった!
みんな汗だくになって、でもみんな笑顔で、同じ地球の中でこんなに楽しいことができる。今まで知らなかった新しい友達ができる。
それって最高じゃないか!!
 
 
 
続いて小学校に文房具とおさがりをプレゼント!!
 
 
 
 
 
 
 
だんだん、活動の幅が広がっている【なかよし学園】。
ただの、なんでもない一人の先生が始めたプロジェクトが、少しずつ志を共にする仲間を集めて、いろんなアイデアが形になっていく。
 
運動会に、サッカー大会、シャボン玉で予防医学活動、、、
 
世界をちょっとだけ変える、
きっとそれはちっぽけな一人の人間から始まるんだと俺は確信している。これからもっともっと、子どもたちの教育のためになることを考えて実行していくぞ! 
 
 
そしてもちろん(恒例の)アンコールワットも! 
 
 
 
 
詳しくはなかよし学園校長ブログで。
 
 
 
いつものように日本に帰国して「おさがり」を送ってくれた人に、その様子を撮った写真を送ったら、
「ありがとう!!喜んでもらえて私も嬉しいです。」
ってまたまた喜んでもらえた。
 
 
そんな「送る人」も「もらう人」も喜ぶプロジェクトがカンボジアプロジェクトなんだ。
 
「こんなもの使えますか?」
「こういうものは喜ばれますか?」
「こういうのあるんですけど、使ってもらえますか?」
 
多くの人がカンボジアという国に興味を持ってくれ、カンボジアの人たちのことを考えてくれるようになった。
 
こんな活動をずっと続けている。
 
興味を持った人、次は是非一緒に活動しよう!!
世界と繋がってみよう!!
世界中に友達を作ってみよう!!
 
きっと毎日がもっともっと輝いていくよ!!("⌒∇⌒")
 
なかよし学園校長
中村雄一